咳をする
◆食べ物を飲み込むときに間違って気管の方に入ってしまったり、体調を崩して風邪をひいてしまうと咳をします。また心臓が悪くても咳をすることがあります。
特に、冬場の寒い朝などは乾燥した冷たい空気を吸い込むことで、のどが刺激されて咳をしてしまう犬が増えます。それが続くと炎症によって、いつも咳をするようになります。
◆症状:興奮したときや運動をしたときに見られることがあります。朝方や夜寝る前に見られることもあります。
犬の咳は、吐きたがるような仕草と似ています。呼吸がうまくできないので、呼吸の回数が増えたり、元気や食欲がなくなります。
◆治療:原因を見つけるために、X線撮影をします。心臓が悪いことが考えられるときには、心電図や超音波検査をします。家で薬を飲んでもらいます。
気管や鼻に炎症があるときには、ネブライザーが効果的です。