子宮蓄膿症
早めの避妊手術で予防
◆原因:高齢のメスで、発情時期後に子宮に粘性の液体がたまってしまった病気です。外陰部からの細菌感染によります。
◆症状:水を多量に飲み始める、おしっこをいっぱいする。吐く回数が増える。脱水する。元気がなくなる。陰部から臭い匂いの分泌液の排出がある。
◆予防:将来、子犬を生ませる予定がないのであれば、若いうちに避妊手術をしてしまえば、膿がたまることはありません。
◆治療:内科的に薬を服用して、子宮の炎症と感染を治療します。または、外科的に子宮と卵巣を摘出します。
脱水や感染が著しいので、しばらく点滴が必要になります。